不動産企業グループを展開していた当社代表の沖村が、茨城県内の地域活性化を目指して今から約3年前に設立した会社が、私たち「レステコホーム」です。立ち上げ時には２名でスタートした小さな会社は、わずか3年間で5店舗・社員20名の会社に成長しました。その躍進の理由は、グループ企業における不動産ビジネスの実績と経験に加え、徹底的にお客様に寄り添った提案力、イエステーションのブランド力が融合した総合力にあります。
茨城県にこだわる理由は、今から約８年前に起こった関東大水害鬼怒川決壊がきっかけです。甚大な被害を受けたこの地域では、復興の過程で多くの問題が発生。不動産業界では、空き家の急増が問題となっていました。時を同じくして、空き家再生事業を計画していた同グループが、会社設立を決断したのです。

当社の主力事業は、「空き家再生事業」です。空き家物件を買い取り、リフォームを施して物件を再生し、新たな買い手に売却するまでが一連の流れになります。長年放置されていた築年数が古く、外観もボロボロで、一見すると買い取ってもリスクしかないと思える空き家物件。他の業者さんもなかなか手を出さないからこそチャンスがあり、当社ならではのビジネスモデルを構築しています。
空き家は長期間に渡って放置されているケースが多く、倒壊の恐れや街の景観を損なうなどのさまざまな問題を抱えています。私たちが介入することで、空き家が生まれ変わり、人も移住し、街に賑わいが生まれる可能性を秘めています。おかげさまでこの３年間、多くの空き家を再生し、県内外から新たな家族が移住されました。私たちのビジネスへのニーズは着実に高まっています。

私たちが大切にしていることは、不動産を通じた新しい価値創造と社会貢献。事業はブルーオーシャンをめざし、これまでになかったビジネスモデルを創出しています。例えば、空き家再生事業では、これまで多くの方が困っていた複雑で手間のかかる空き家の売却を、ワンストップサービスで実現。特に老朽化の激しい空き家は、ほとんどの不動産会社から買い取りを拒否されていました。最初から「どうせ売れないだろう」と諦めているお客様も多く、空き家が放置され続ける原因にもつながっていたのです。
当社のサービスが進出したことにより、この課題を解消できるように。それだけに、お客様からは非常に感謝されることも多く、社会貢献への実感が得られるやりがいのある仕事といえます。社員一人ひとりがこの思いを胸に秘め、今日もまた新たなお客様と向き合っています。

県西を営業拠点に事業を始めた当社ですが、現在では県南にも進出。おかげさまで営業エリアは大きく広がり、店舗数も業績も順調に推移しています。設立当時はまだ未知数のビジネスだった空き家再生事業は、一定の認知度も得られ、今後益々ニーズが高まっていくことが予想されます。そのニーズに応えるべく、当社は今後も出店ペースを落とすことなく、年間2〜3店舗のペースで出店を続けていきたいと考えています。
目標は、茨城県内に10店舗を構えること。そして、一人でも多くの悩みを抱えるお客様のお役に立つこと。そのためには、私たちと一緒に働いていただける新しい仲間が必要です。茨城県内の街が活力を取り戻し、そこに暮らす人々の笑顔を生み出すために、この先も成長を続けていきます。